ご挨拶
1月にお知らせしましたとおり、
2024年2月29日をもちまして
閉店することとなりました。
飽き性な店主が8年半も
お店を続けることができました。
ありがとうございます。
とても尊い時間です。
移住はずいぶん昔から考えていたことです。
店を始めるより前です。
当時の僕は、神戸でお店をする決断をしました。
それは、お店をすることが一つの夢だったこともありますが、産まれ育った神戸で何か自分が存在したカタチを残したいなと思ったこと、想いある仲間や作り手さんの想いが少しでも伝わる場所が街にもあったほうがいいんじゃないかなんて生意気にも感じてしまったからです。
そこから10年近く経ちました。
世の中は目まぐるしく動き、街も変わりました。
単身で始めた店主も、
家族ができ、子供も産まれ、
ずいぶんと暮らしが変化しました。
そんな変化にうまく対応できず、
葛藤や不安に苛まれ、
心が弱った時期もありました。
そんな時分に出会った人の中には、
不快に感じた人もきっといるでしょう。
ごめんなさい。
そんな時期をなんとか踏ん張れたのは、
家族や友人、そして変わらずルリカケスを信頼してくれたお客さんがいたからこそです。
感謝です。
お店をやることで、たくさんの方と出会いました。
お客さんはもちろん、農家さんやイベントやマーケットでご一緒するお店やさんや主催者さん。
いい出会いに恵まれ、ありがたいです。
そんな人たちとの何気無い会話から
ノリで始まったイベント(大半がそうですがw)
などもあり楽しい思い出も沢山です。
狩猟を始めたり、
山の仕事に携わってみたりと
色々挑戦できたのも、
コロナ禍に腐らず居れたのも、
こんな店主を面白がってくれる、
周りの素敵な人たちのおかげです。
ありがとう。
そして、2024年。
新しい一歩を踏みだします。
ノスタルジーを感じていないといえば嘘になります。それよりも、これからの楽しみが勝っていますし、移住に関してトラブル続きで、しんどい思いもしていますが、なぜかそれも前向きに捉えています。
京都府は亀岡市の山あいへ移ります。
今までやってきたことを
より落とし込んで表現する場所。
それをみんなで共有できる場所でありたいです。
出店やケータリングベースで料理は続けます。
京阪神のど真ん中、意外とアクセスよいので
遠慮なくお誘いください。
バチっと閃けば、この場所で料理会なんかもいいですね。
神戸で出会ったみなさま、
ほんとうに、ありがとうございまいた。
また遊びましょう。
ルリカケス店主
下川強史
追記
伝えるのが苦手な店主です。
あれこれ考えているうちに日が経ち、
店閉めてから10日も経ってしまいました。
ご挨拶遅くなりごめんなさい。
3月中は引越し準備で、店に居てますので
お時間ある方は会いにいらしてください。
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